飲食店のユニフォームや作業着のギトギト油汚れを落とすには

油は低い温度だと固まるため、衣類の油汚れはお湯でつけ置きするのがおすすめです。乾いてしまった油は冷水で洗っても繊維入り込んでしまいなかなか取れませんが、お湯でつけ置きをすることで溶けて落ちやすくなります。

動物性の脂汚れは約40度、植物性の油汚れは約60度で柔らかくなります。ただ、日本製の洗濯機で使用しても問題ない温度の上限は50度程が多いため、洗濯機に直接熱いお湯を入れないように注意しましょう。

バケツなどに70度くらいのお湯をはり、洗濯洗剤をよく溶かしておきます。その後、油汚れがついたユニフォームや作業服を入れてつけ置きます。気温が低い冬などは、バケツに蓋をして温度が下がらないようにしましょう。2時間ほどつけ置きした後は洗濯機で洗濯してください。

食べ物などのちょっとした油汚れなら、市販の台所用洗剤を油汚れにかけて歯ブラシや洗濯ブラシなどでこすった後、洗濯機で洗いましょう。

厨房などで働く方のユニフォームなど、汚れ具合いがひどくて通常の洗剤で落ちにくい場合は、洗濯前に業務用の油汚れ用洗剤を使うのがおすすめです。業務用油汚れ用洗剤を汚れ部分に直接垂らし、しっかり染み込ませてから洗濯機で洗いましょう。

先に、ユニフォームや作業着の目立たないところに原液を垂らして、色落ちしないかをチェックしておくことをおすすめします。

スプレー付き洗剤のメリット

最近は粉タイプ、液体タイプ、ジェルタイプなど、様々な形の洗剤が増えてきました。中でも特におすすめなのはスプレー付き洗剤です。液体の洗剤はフタで測って洗濯機に入れますが、こぼれたり液だれしたりで手についてしまいやすいのが難点といえるでしょう。

その点スプレー付き洗剤なら、霧吹きのように決まった回数をプッシュするだけで、洗剤のフタを開けて計量する手間もかからず、こぼれたり手についたりする心配が少なくなります。

スプレー付き洗剤は使いやすいだけでなく、汚れにしっかり吸着するので高い洗浄力があります。スプレーの噴射口に合わせて洗剤の粒子が細かくなっているため、高い洗浄力を発揮するのです。従来の洗剤では汚れが落ちにくかった化学繊維の衣類を洗濯に最適ですし、部屋干しの臭い対策にもなります。

また、スプレー付き油汚れ用洗剤ならムラなく吹き付けることができるので、つけ洗いできない換気扇やキッチンの壁などの油汚れも掃除しやすくなります。カビも同様で、タイルの目地に直接吹きかけ、つけ置きすることができます。お洗濯前に部分洗いする際も、ちょっとした汚れに油汚れ用洗剤をスプレーして古い歯ブラシでこすれば、手を汚さず簡単に下処理をすることができます。

油汚れ用洗剤はスプレー付きが使いやすくておすすめ！

汚れと聞いただけで「掃除や洗濯をするのが嫌だ」と思う方も多いことでしょう。油汚れの洗濯や掃除は本当に大変ですが、油の特性を知って下処理をしておけば効率的に掃除や洗濯ができるのです。

汚れがひどい場合は業務用の油汚れ用洗剤を使うことで、スッキリと汚れを落とすことができます。油汚れ用洗剤はスプレー付きタイプであれば、手を汚さずにちょっとした汚れの下処理がしやすくなりますし、手の届かないような高所や液状の洗剤では垂れてしまう場所の掃除に最適です。

洗剤革命では、使いやすい小型スプレーボトルがセットになったSUPER洗剤革命300gセットをご用意しています。油汚れ用の洗剤をお探しの方はぜひチェックしてみてください。